韓国美人の美肌の秘訣はキムチ！？キレイをつくるその効果とは

「韓国人女性は肌がキレイ」そんなイメージはありませんか？実際に韓国の街には年代に関わらず透明感のある肌を持つ女性が多いです。では、同じアジアである日本人との違いはどこにあるのでしょうか？大きな違いとしてあげられるのが「食文化」です。その中でも特に美肌と密接なのが「発酵食品の摂取量」といわれています。

そこで今回は韓国人の美の秘訣である発酵食品とその効果について詳しくご紹介していきます。

韓国と発酵食品の関係とは？

韓国で最も食べられている発酵食品が「キムチ」です。韓国とキムチの歴史は長く、1300年もの歴史があると言われています。元は農作物がとれない冬場の保存食でしたが、キムチ作り用の結球白菜が広く栽培・普及されるようになったことで発達していきました。近年では、実に200種類を超えるキムチがあると言われおり、食卓に並ばない日はないと言っても過言ではありません。

キムチの美容効果をご紹介

韓国で最も食べられている発酵食品がキムチであることを紹介してきましたが、そのキムチには美容に嬉しい効果がいくつかあります。

美肌効果

キムチは熱を一切通さない為、野菜に含まれるビタミンをそのまま体内に摂り入れることができます。また、βカロテンも豊富に含まれているため、より美肌効果が期待できます。キムチに含まれるビタミンにはビタミンB1・B2・B12があり、中でもB2・B12は特に美容に関わってきます。

ビタミンB2

ビタミンB2は皮膚を構成する「タンパク質」「脂質」の代謝に関わるビタミンです。肌のターンオーバーを活性化させることで代謝を促進し、健康的で美しい肌の維持に関わっています。脂質代謝にも関与しているため、過剰な皮脂分泌を抑制することで毛穴の開きやニキビ、肌荒れの予防にも効果的です。

ビタミンB12

ビタミンB12は核酸やアミノ酸、タンパク質の合成をサポートしています。また、ビタミンB12には睡眠をサポートする効果もあると言われています。睡眠不足は肌に悪影響を及ぼす為、美しい肌を維持するには重要なビタミンです。

腸活効果

発酵食品であるキムチは腸を整える効果があります。腸は体内に取り入れた栄養素を吸収して毒素を排出する役割ですが、腸内環境が乱れていると、栄養を吸収できず、フェノールやパラクレゾールなどの有害物質の排出ができなくなります。その結果、排出されなかった有害物質が腸から吸収されて血中を通り、皮膚に届くことで肌に悪影響を及ぼします。

逆に腸内環境が整っていれば、有害物質をしっかりと排出し、肌細胞にも栄養が十分に運ばれ、肌のターンオーバーも整い内側から美しくなれます。腸内環境を整えるということは美肌を目指す上でも非常に重要なことなのです。

韓国人のキムチ消費量は？

韓国人はおよそ1日に300gのキムチを食べていると言われています。それにより、韓国では毎年約200トンものキムチが消費されており、日本のキムチ消費量約30トンのなんと6.7倍の量を食べているのです。

また、韓国の発酵食品の摂取量は世界一。キムチだけでなく、コチュジャンやマッコリなど毎食どこかで発酵食品を摂取している人が多いです。

つまり、韓国女性達は日常的に美肌に良いものを摂取しているという訳です。さらには、韓国人の野菜摂取量は1日あたり約600gで日本人のおよそ2倍。陶器のような肌の秘訣はやはり食文化にあるのかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか？今回は韓国女性の美肌の秘訣についてご紹介しました。韓国のソウルフードであるキムチを毎日の食事に取り入れて、憧れの透明感のある美肌を手に入れましょう。