下腹ぽっこりの原因は脂肪?便秘?原因別の解消法を知ってスッキリしよう!

下腹ぽっこりの原因は脂肪?便秘?原因別の解消法を知ってスッキリしよう!

「下腹がぽっこりとしていてウエスト周りが気になる」、「痩せていてもなぜかぽっこりとした下腹が出る」…などなど、ぽっこりと出た下腹をなんとかしたいと悩んでいる人はいませんか?
多くの人が痩せたい部位の中でも、ダントツに挙がるお悩みがズバリ、“下腹”です。
そこで今回はぽっこり下腹の原因と解消法をご紹介していきます。

下腹がぽっこりする原因について

下腹がぽっこりする原因について
ぽっこりとした下腹の原因は生活環境や生活習慣、体質などによって様々。
しかし、一般的に男性より女性のほうが体脂肪の割合が多いため、女性のほうがぽっこり下腹になりやすいともいわれています。
…ですがその理由については単に食べ過ぎ、太っているからというわけでもないようです。
どうして下腹だけがぽっこりと出てしまうのでしょうか?
ここからはその原因について探っていきましょう。

筋力低下で目立つ下腹ぽっこり

  • 運動習慣がない
  • BMI※数値が痩せ、もしくは標準体重以下なのに下腹がぽっこり出ている
  • 肉や魚などのタンパク質をあまり摂らない
  • 胃もたれすることが多い
  • 胃が小さくなっていて少量でも満腹になりやすい

以上のように、食後にだけぽっこりとしたお腹が目立つという人や、痩せている人に多いのがこのタイプです。

特に下腹ぽっこりの一因になっているのが、みぞおちから恥骨までの広い範囲にある腹横筋の筋力低下です。
ちなみにこの腹横筋は天然のコルセットと呼ばれているほど重要な筋肉。
この内臓を支える筋力、いわゆるインナーマッスルが衰えることによって、内臓が正常な状態から骨盤の下まで垂れ下がってしまい、下腹がぽっこりしてしまいます。
これを“内臓下垂”ともいい、胃腸の動きにも影響を及ぼします。

例えば内臓が正常な位置にあれば、食後はみぞおちの周辺がふくらむだけで下腹が出ることはありません。
内臓が正常な位置にあれば消化器の運動も邪魔されることなく活発に動きます。ところが先ほど挙げた内臓下垂が起こってしまうと、胃腸の働きが低下し、食べたものがうまく消化されず、十分に栄養を吸収することができなくなってしまいます。
さらに内臓を動かす筋肉でもある平滑筋が弱っていると、食べ物の消化が遅れてしまいます。

このように消化力の低下が起こると、食べ物が胃に留まることになってしまうため、胃もたれや胸焼けが起こりやすくなるのです。
体重や体脂肪が平均なのにお腹が出て見えるような人はこの内臓下垂を疑ってみる必要があるかもしれません。

※BMIとはボディマス指数と呼ばれ、体重と身長から算出される肥満度を表す指数です。
BMI = 体重kg ÷ (身長m)×(身長m)で、18.5未満が痩せ型、18.5〜25未満は普通体重となっています。

骨盤のゆがみなどによる下腹ぽっこり

  • 運動習慣がない
  • 猫背だと感じている
  • 足を組むときは決まった方向が多い
  • 荷物やバッグを同じ側で持つことが多い
  • 肩こりや腰痛の自覚症状がある
  • 長時間、同じ姿勢でデスクワークを行なっている

以上のように、猫背や身体のゆがみなど、姿勢が悪いことによって下腹ぽっこりになってしまうケースがあります。

特に猫背の人は腰が正しい位置よりも反った形になり、立っていても座っていても常に骨盤が傾き、腹筋が弱ってしまいます。
腹筋が弱ってしまうとさらに骨盤のゆがみが起こり、さらなる姿勢の悪さの原因となります。

この場合の下腹ぽっこりは、骨盤がゆがんでいることによって本来あるべき位置の内臓を保つことができなくなってしまいます。
骨盤がゆがんでいると骨盤の開閉がうまく行われません。
そして身体がゆがんでしまうことで内臓が下腹へと押し出されてしまい、脂肪がついていなくてもぽっこりお腹になってしまうのです。

ちなみに骨盤が前傾する主な理由としては、高いヒール靴の常用があります。
高いヒールの靴を履いていると前のめりの姿勢になってしまうため、無意識のうちに身体を後ろに反らせてしまう形になります。
また妊娠でお腹が出た状態になって生活するときにもヒールで歩くときと同じように身体が反った状態になり、出産後もそれが癖になっている場合があります。

また骨盤が後傾することでも下腹ぽっこりになってしまいます。
この場合は骨盤が後ろに傾いていることで猫背になってしまい、下腹だけがぽっこりと出てしまう状態を指します。
これはお腹を前に突き出したように座ることで骨盤が後ろに傾いてしまう“ずっこけ座り”を日常的にやっている場合、骨盤が後傾気味になる恐れがあります。
オフィスなどで長時間椅子に座る頻度が高い人は特に注意してください。

お腹の冷えからくる下腹ぽっこり

  • 普段からむくみやすい
  • 冷え性の自覚がある
  • 肩こりや腰痛の自覚症状がある
  • 休んでも疲れがとれにくい
  • まわりの人に顔色が悪いと心配される
  • 下腹部が冷えやすい

以上のような冷え性の人は、むくみによってお腹まわりがぽっこりしてしまう、いわゆる“水太り”のケースに当たるかもしれません。
女性は冷え性で悩まされることが多いですが、特に下腹部の冷えが気になる人は要注意。
お腹まわりが冷えていると、皮下脂肪が付きやすく、 “たるみ”や“むくみ”につながることも多いです。

特に長時間の座り仕事の場合、血液やリンパの流れが悪くなってむくみを起こします。
またそのむくみがさらなる冷えを招き、その結果、冷えから内臓を守ろうとして下腹に脂肪を溜め込もうと働きます。
なかでもズボンを長時間はいたあとにお腹に跡がつくようなことがあればそれはむくみの証拠です。

皮下脂肪・内臓脂肪による下腹ぽっこり

  • 運動習慣がない
  • 閉経している
  • 間食や夜食を食べてしまう
  • 不規則な食生活をしている
  • ウエストのサイズが身長の半分以上になる
  • 若い頃から体重が5kg以上増加している

以上のような人に起こりやすいのが、皮下脂肪・内臓脂肪によるぽっこりです。
例えばお腹の肉を外からつまめる場合は皮下脂肪が原因です。
さらにお腹の内臓のまわりを支える筋肉が低下し、脂肪となってついたものを内臓脂肪と呼びます。

またウエスト周りが男性85cm、女性90cm以上の場合はメタボリックシンドロームの可能性もあります。
内臓脂肪の増加は脂肪肝や動脈硬化、高血圧、糖尿病といった成人病の原因にともなるので注意が必要です。

特に内臓脂肪が悪化すると怖いのが脂肪肝です。脂肪肝は悪化すると肝臓がんとなることもあり、病気のリスクを高めます。また“隠れ肥満”の疑いもあります。
その時に試したい判定法は、自分の若い時との体重を比較することです。
ヒトの骨格や筋肉は、女性であれば18歳〜20くらいに形成されるため、その時の体重が自分のベスト体重といえます。
現在の体重から若い頃との差が5kg以内なら大丈夫。5kg以上の場合は要注意です。
またウエストのサイズが自分の身長の半分以上ある人も内臓脂肪によるぽっこり下腹の可能性があります。

腸内環境の乱れ、便秘による下腹ぽっこり

  • 運動習慣がない
  • 早食いをしてしまう
  • 偏った食事をしている
  • 不規則な生活で普段からストレスを感じている
  • 3日以上便が出ない
  • ゲップやおならが出やすく、お腹が張りやすい

以上のような人、特に便秘の場合、ガスや便が腸内に溜まることで下腹ぽっこりになる場合があります。
便秘が続くという人は特に腸内環境が乱れていることが原因の場合が多いでしょう。
腸内環境が悪化すると肥満の原因になったり、肌荒れになったりと、いいことが一つもありません。

また腸はストレスに弱い臓器ともいわれています。環境の変化や人間関係などのストレスによって働きが鈍くなると、便秘になることもあります。

さらにお腹回りの筋力低下によって便秘排出されることなく腸に残った便は、慢性的に下腹をぽっこりさせるだけではありません。
長時間溜め込まれた便が腸内で腐り、悪玉菌が増えることによって腸内環境が悪化、便秘を繰り返す…といった悪循環を引き起こします。
腸内環境が悪化するとアレルギー反応を起こしたり、自己免疫性疾患などを引き起こしたりする弊害も見逃せません。
また便秘だけでなく腸内に溜まったガス(腹部膨満)が下腹ぽっこりの原因になっている場合もあります。

下腹ぽっこりの解決策について

ここまでで下腹ぽっこりの理由を詳しくみてきました。
ではそれらを解消するためには具体的にどんなことをすればいいのでしょうか?
ここからは各お悩み別の解決策についてご紹介します。

筋力低下の下腹ぽっこりは筋トレで

筋トレ
お腹の腹横筋や平滑筋などのインナーマッスルが弱っていることが原因の下腹ぽっこり。
それに対抗するにはストレッチや筋トレを行うのが好ましいです。思い立ったらすぐに生活習慣に取り入れてください。運動習慣を継続することでスリムな体型の維持ができます。

また普段からお腹に力を入れ、重心と筋肉を常に意識してみてください。
特に女性は筋肉がつきにくい身体をしています。
それを補うためにもとトレーニングの前後に、筋肉の源ともなるタンパク質やプロテインを補給するのも良いでしょう。

骨盤のゆがみによる下腹ぽっこりはストレッチで

ストレッチ
この場合の解決策は、骨盤のゆがみや開きを解消することで内臓を正しい位置に戻すことができます。
ストレッチなどをじっくり行い、骨格や姿勢を整えるよう、普段から意識するようにしましょう。
パソコンやスマートフォンを使うのに、つい前かがみになっていませんか?
同じ側の脚ばかりを組んでしまう人や、バッグや荷物をいつも片側で持つなどの癖がある人などは、なるべく交互にするなどの意識をしてみましょう。
ここで姿勢が悪いまま、いきなり筋肉を鍛えると、筋を傷めたりすることもあるのでご注意を。
自己流でゆがみを直すのはなかなか難しいため、整体院などへ行き、専門家に相談するのも一つの手でしょう。

冷えからくる下腹ぽっこりはマッサージと筋トレで

お風呂でマッサージ
この場合の解決策は身体に溜まってしまった水分の流れを良くすること。
これはリンパマッサージなどで解消できる場合もあります。
エステサロンで水分を排出してもらうのも良い方法ですが、セルフマッサージも効果的です。
たとえばお風呂で温まりながらできる、お腹をつまんでもみほぐすマッサージやおへそから足の付け根に向かってリンパを流すようにマッサージをするなども有効です。
お風呂で行う際は、湯あたりしないよう38℃〜40℃くらいのぬるめのお湯で行うと良いでしょう。
また日常的に筋トレを取り入れることで、基礎代謝の高い身体づくりをし、内側から冷え性を改善するようにしましょう。

皮下脂肪・内臓脂肪による下腹ぽっこりは有酸素運動で

有酸素運動
皮下脂肪・内臓脂肪による下腹ぽっこりの解決策としては、ジョギングや水泳、エアロビクス、サイクリングといった有酸素運動を中心に運動習慣を身につけることです。それに加え、筋トレやストレッチに取り組むといいでしょう。

腸内環境の乱れや便秘には食改善を

酵素ドリンク
この場合の解決策は、食べ過ぎたり、寝る直前に食べたりしてないか…など食生活を見直すようにしましょう。
特にストレスを溜めないようアロマを焚いてリフレッシュしたり、運動習慣を持つようにしたりしましょう。
その際にぜひ取りれてみたいのが、腸内環境を整えてくれる酵素ドリンクです。
特にアンバランスな食生活をしやすい人にとって、は基礎代謝を増やすのにてっとり早く、便秘解消にも良いとされています。

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まとめ

いかがでしたか? 下腹ぽっこりの原因は筋力低下や骨盤のゆがみ、冷え性や皮下脂肪・内臓脂肪のほか、腸内環境の乱れなど、5つのタイプに分かれること、そしてどの理由にしてもほとんどの場合、運動不足や不規則な食生活が影響していることを学びました。

放っておくと成人病を引き起こし、健康面で深刻な問題も引き起こしかねないぽっこりお腹。お腹が出ているからといって必ずしも肥満とは限らないので無理なダイエットはせず、自分がどのタイプに当てはまるかをまずはきちんと把握しましょう。そして、それにあった解消方法を実践し、ペタンコお腹を目指してスリムな体型を維持していきましょう!

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