気になる顔のカサカサ…乾燥の原因やオススメの対処法を紹介！

気温が下がるにつれて顔の乾燥がひどくなる…そんな経験ありませんか？肌がカサカサだと化粧ノリが悪くなる他、粉ふき、皮むけ、赤みなど、さまざまな悩みに繋がる可能性も。

今回は、肌が乾燥する原因だけでなく、乾燥を防ぐための根本的なケアについてもご紹介していきます。

肌の乾燥はなぜ起こる？

肌の乾燥は、肌のバリア機能が低下している時に起こります。
バリア機能とは、皮膚の働きの1つで、乾燥や摩擦、雑菌などの外的刺激から肌を守ってくれます。

肌には「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層があり、その中でも「表皮」は4層で構成されています。表皮の1番外側にある「角質層」には皮膚の潤いを保つ物質が存在していて、ここがバリア機能を担う層です。

しかし、何らかの原因でこの皮膚の潤いを保つ物質が減ると、角質層に隙間ができ、バリア機能が低下して肌の水分が蒸散してしまいます。これにより肌の乾燥が引き起こされます。乾燥を起こさせないためには、バリア機能を守ることが重要なのです。

顔の乾燥は特に起こりやすいため注意

また、顔の皮膚は、他の部位と比較してかなり薄いと言われています。薄い分、皮膚を構成する細胞も少なく皮膚の潤いを保つ物質も少ないです。

さらに、目元や口元は鼻や額と違い「皮脂腺」が少ないのが特徴。皮脂腺は皮脂を分泌する器官であり、分泌された皮脂は角質層に広がり、水分の蒸散を防いで肌の潤いを守る役割があります。皮膚の潤いを保つ物質とそれらを守る皮脂が少ないことから、顔は比較的乾燥しやすくなると言えます。

バリア機能低下の原因は？

肌のバリア機能が低下する原因はいくつかあります。肌悩みを解決するためにも原因をしっかりおさえておきましょう。

空気の乾燥

これはエアコンの効いた空間にも言えます。汗をかくことが少なくなると、肌本来のバリア機能がはたらきにくくなります。汗や皮脂分泌のはたらきが低下すると肌は乾燥しやすくなり、バリア機能低下に繋がります。

加齢による乾燥

加齢とともに皮膚の潤いを保つ物質や皮脂の量が減少していきます。体内の水分量も60％前後だったものが年を取るにつれて50％前後まで減少していき、それに比例して肌の水分量も減っていきます。これにより、水分と皮脂の良好なバランスが崩れ、バリア機能が弱まってしまいます。

紫外線によるダメージ

紫外線を浴び続けると角質層にダメージを与えます。このダメージによりターンオーバーが乱れて、水分の少ない角質層ができ、バリア機能低下に繋がります。

生活習慣の乱れ

偏った食生活やストレス、睡眠不足などにより生活習慣が乱れると、肌のターンオーバーが乱れてしまうことがあります。これにより細胞間脂質などの保湿成分が作られにくくなってしまいバリア機能低下に繋がります。

摩擦による間違ったスキンケア

洗顔をしすぎると必要な皮脂まで減少させてしまう可能性があり、結果的にバリア機能低下に繋がります。また、洗顔中に肌をこすってしまうと角質層が剥がれ落ち、バリア機能が弱まってしまいます。

バリア機能を回復させるポイント

大事なのは肌を根本的にケアすること。毎日のスキンケア時に気をつけてほしいポイントをいくつかご紹介します。正しいスキンケアを知って乾燥予防をしましょう。

肌を刺激しない

先ほども説明したとおり、洗顔をしすぎると肌のバリア機能に影響を与えるため見直すことが大切です。洗浄力が強すぎるものはNG。洗顔をする時はしっかりと泡立ててから優しく洗いましょう。また、タオルドライの際はゴシゴシせずに、優しくあてながら水分を取るようにしましょう。肌に負担をできるだけかけないのがポイントです。

保湿をする

バリア機能を回復させるには保湿が必要不可欠。保湿力の高い化粧品をたっぷりと肌に与えてあげる必要があります。高い効果を期待できるものとして、肌の水分保持を手助けしてくれる美容液などを活用すると良いでしょう。美容液には、角質層内の水分を保つ「セラミド」を増加させる成分が配合されているものが多いため、角質層の水分量を増やし、肌の保水力をアップさせることができます。

乾燥が気になる方にオススメの美容液

乾燥が気になる方にオススメしたいのが、『ル ブランショット』という美容液。

合成香料不使用など、5つの無添加により肌に負担をかける成分を排除。肌質を気にせず毎日使い続けられるのが特徴です。

また、ル ブランショットはどうしようもない乾燥に着目。発酵により肌へ有用なものだけを抽出した独自成分“セラビオ®︎”を配合。天然素材と微生物の恵みにより生まれた美肌成分が、肌を潤いで包み込む※ とともに、ハリを与えてくれます。

＊セラビオ®︎は株式会社東洋発酵の登録商標です
※角質層まで

まとめ

顔の乾燥を防ぐためには、バリア機能を正常に保つ必要があります。乾燥を悪化させないためにもスキンケアを見直して徹底的に保湿をすることが大切です。毎日コツコツと実践して乾燥肌を卒業しましょう。