薄毛や抜け毛の原因は『腸内環境』に！？正常な腸内環境が髪の毛にもたらす効果とは？

年齢を重ねるにつれ、大きくなるのが“髪の毛の悩み”。これは男女関係なく現れる問題ですが、その原因の1つに「腸内環境」があるかもしれないのをご存知でしょうか。実は腸内環境を整えると、健康や美容面だけでなく、育毛や薄毛対策など髪の毛にも良い影響を与えてくれるんです。

この記事では、腸内環境が髪の毛にもたらす効果から腸内環境を整える方法までをご紹介していきます。

腸内環境と髪の毛の関係

一見、髪の毛とは関係のないように思える腸内環境ですが、実はとても密接な関係があります。

健康な髪の毛のためには、髪の毛の成長に必要な栄養素を十分に摂ることが重要になります。しかし、腸内環境が乱れると栄養素を吸収するスピードが落ち、健康な髪の毛をキープするために必要な栄養素が吸収されにくくなってしまうのです。

髪の毛が栄養不足を起こすと、薄毛や抜け毛など、さまざまな毛髪トラブルが発生する恐れがあれます。栄養不足は生えている髪だけでなく、生え変わる髪にも影響を及ぼしてしまいます。

腸活が髪の毛にもたらす影響

腸内環境を整えて健康維持、増進をはかる「腸活」。腸活により、乱れた腸内環境が整えば血行促進に高い効果があります。

血行が悪いと髪を作る元となる毛母細胞に栄養分が行き届かず、毛根は小さく細くなり、ハリのない髪へと変化しますが、逆に血行が良くなると頭皮に血液が十分に運ばれ、毛根細胞にも行き渡り、発毛サイクルが整って栄養をたっぷり含んだ抜けにくい髪が生成されます。

腸内環境が乱れる原因

では、なぜ腸内環境が乱れるのでしょうか。その理由は“腸内細菌のバランス”にあります。

腸内には大きく分けて「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3つの腸内細菌があり、善玉菌2：悪玉菌1：日和見菌7が理想的と言われています。しかし、悪玉菌が過剰に増え、善玉菌の数が劣勢になってしまうと腸内環境が悪化してしまいます。

腸内の悪玉菌が増える主な原因に以下のものが挙げられます。

腸内環境が乱れている時の症状

腸内環境が乱れている場合、腸の働きが悪くなり食物の消化吸収に問題が起こることから、お腹の不調や肌荒れなどが目立つようになります。

腸内環境の確認方法

腸内環境の乱れは「便」によって確認することができます。腸内環境が乱れている時は、臭いが強く、黒色に近い色になります。

腸内環境を整える食べ物

健康的な髪にするには腸内環境を整えることが大切です。腸内環境を良い状態で保つためには、悪玉菌を増やさず善玉菌を増やすことを意識しましょう。

善玉菌を増やす食べ物として「発酵食品」「食物繊維」「オリゴ糖」をオススメします。

発酵食品を食べるだけでも善玉菌を増やすことができますが、それと同時に善玉菌が好む食べ物を一緒に摂取するとさらに効果的です。こうすることで、もともと腸内にいる善玉菌を増やす助けにもなり、腸内環境がより整えられます。その善玉菌のエサとなる食べ物が食物繊維とオリゴ糖です。
具体的な食べ物は以下のものがあげられます。

発酵食品

食物繊維

オリゴ糖

これらの食品を毎日の食事に取り入れることで、腸内の善玉菌を効率的に増やしてくれます。

まとめ

腸内環境と薄毛や抜け毛などの毛髪トラブルに密接な関係があることをご紹介しました。腸内環境の乱れは発酵食品を摂ることなどで改善することができます。できることから、薄毛、抜け毛対策に取り組んでいきましょう。