ダイエットや美肌に効果的!?TVでも話題の「発酵あんこ」を徹底解説!

ダイエットや美肌に効果的!?TVでも話題の「発酵あんこ」を徹底解説!

ダイエットに美肌、さらには腸活にまで効果的な“発酵あんこ”。TVでも“世界でこれから流行る健康法”として取り上げられ、多くの方が実践しています。
今回は、そんな発酵あんこの健康効果やデメリット、美味しい作り方までをご紹介していきます。

そもそも発酵あんことは?

発酵あんことは、小豆と麹のみで作るあんこのこと。
小豆には食物繊維やカリウム、サポニン、ポリフェノール、鉄分など美容に嬉しい成分がたくさん含まれています。そこに麹を加えて発酵させることで、麹の乳酸菌やアミノ酸など腸や肌に良い成分がプラス。さらなる美容効果が期待できると注目されています。

普通のあんこと何が違うの?


普通のあんこと違うところ…。それは、甘さです。

普通のあんこは砂糖を加えて甘味をつけるのに対して、発酵あんこは砂糖を一切使用せず麹の力で甘くしています。普通のあんこは砂糖を大量に入れてしまうために、カロリーも恐ろしく上がってしまうのですが、発酵あんこは麹の力だけで甘くするのでその分カロリーも抑えることができます。そのため、「ダイエット中だけど甘いものが食べたい!」という人にはかなりオススメです。

「ほんとに麹だけで甘くなるの?」

と思われるかもしれませんが、これは甘酒が甘くなる仕組みと同じなんです。麹の酵素により小豆の中に含まれる“デンプン”をブドウ糖に変えることで自然な甘味を引き出します。ちなみに、発酵あんこは小豆と麹から作られることから「小豆麹」や「小豆甘酒」とも呼ばれているそう。

発酵あんこの健康効果について

発酵あんこの健康効果はたくさんあり、具体的には以下のものがあげられます。

  • 血糖値、血圧、中性脂肪を下げる効果
  • 便秘解消・デトックス作用・ダイエット効果
  • 高血圧予防・むくみ解消・利尿作用
  • 貧血対策
  • 美肌・美髪、冷え解消

血糖値、血圧、中性脂肪を下げる効果

小豆に含まれるポリフェノールは抗酸化作用が強く、血糖値、血圧、中性脂肪を下げる効果があることが証明されています。

便秘解消・デトックス作用・ダイエット効果


小豆の成分は食物繊維が多いのも特徴。これにより腸内環境の働きを改善、便秘を解消し、老廃物の排出を促します。そのため、ダイエット効果も期待できます。

高血圧予防・むくみ解消・利尿作用

カリウムの含有量も多いので、高血圧の予防、むくみの解消、利尿作用があります。

貧血対策

鉄分はホウレンソウの2倍なので、貧血対策にもオススメです。

美肌・美髪、冷え解消


血行を促進してくれるビタミンB1も豊富で、美肌・美髪、冷え解消にも役立つそう。
さらに、発酵による腸の活性化やビタミンの動きによる美肌効果も期待できます

発酵あんこのデメリットは?

一見すると良いこと尽くめの発酵あんこですが、デメリットもあるそう。
それは、作るのにコツがいること。いざ発酵あんこを手作りしてみたものの、失敗してしまった!という人も少なくありません。発酵あんこの失敗例には以下のようなものが多く見られます。

  • 水っぽい仕上がり
  • 甘くなく、苦味がある
  • 酸味が感じられる

水っぽい仕上がり

水っぽい原因は、小豆の水分量が多かったと考えられます。麹を入れる前に小豆はよく煮詰め、水分を飛ばしてください。それでも水っぽい仕上がりになってしまったら、ガーゼを水に濡らして絞り、ザルに敷いて発酵あんこをのせ、水切りをします。この方法で完全ではないですが、水を切ることができます。

甘くなく、苦味がある

苦味のある原因は、4つあります。

1.小豆の渋切りをしていない

1つ目は小豆の渋切りをしていないこと。小豆を茹でる工程で渋切りをしないと、苦味がでます。苦味のもとは小豆に含まれるサポニンという成分です。サポニンは水溶性の成分なので、小豆を茹でこぼすことで苦味を取り除くことができます。この作業を渋切りと言います。

2.小豆が固い

2つ目は小豆が固いこと。固いと麹による発酵がうまく行われず、甘くないものになってしまいます。煮詰める時間が短い、茹でる水分が足りない場合は小豆が十分にやわらかくなりません。指で簡単に潰せる程度になるまでしっかり茹でるようにしましょう。

3.発酵時の温度が適温ではない


3つ目は発酵時の温度が適温ではないこと。麹菌は60度前後の温度帯で最も活発にはたらきます。この温度帯でないと発酵がうまく進まず、出来上がりも甘くなりません。ちなみに温度が70度以上になると麹菌の酵素が発酵する力を失い、50度以下になると麹菌よりも乳酸菌が優位になり、酸っぱい仕上がりになります。そのため温度管理をしっかり行うことが大切です。

4.発酵時間が足りていない

4つ目は単純に発酵時間が足りていないことです。甘さを引き出すには8〜10時間程度の時間が必要です。これより少ない時間だと十分に甘くなっていない可能性がありますので、発酵時間に注意してみてください。

酸味が感じられる

酸味が感じられる原因は、苦味の原因の3つ目と同じく温度が適切ではないことです。また、冷蔵庫で長期保管している場合も乳酸菌がはたらいて酸味が感じられるようになります。

このように失敗も少なくない発酵あんこですが、簡単で美味しい作り方がしっかりとあるのでご紹介いたします。

発酵あんこの美味しい作り方!

発酵食品は時間と手間がかかるので作るのが難しいイメージですが、発酵あんこは炊飯器や圧力鍋などで簡単に作ることができるんです。今回は炊飯器を使った作り方をご紹介いたします。

材料
  • 小豆(乾燥) 200g
  • 米麹(乾燥) 200g
  • 水      適量

作り方

  1. 小豆を渋切りしてやわらかくなるまで煮る。
  2. 小豆をザルに上げて60度前後になるまで冷ます。
    ※ゆで汁は次の工程で使用するため残しておきます。
  3. 炊飯器に小豆を入れ米麹と混ぜ合わせ、ゆで汁をひたひたになるまで注ぐ
  4. 炊飯器の蓋を開けた状態で、ぬれ布巾をかぶせ保温モードで50〜60度をキープ。
  5. 2〜3時間おきに混ぜながら8時間〜10時間ぐらい保温する。
  6. 甘味が出たら完成。

これで美味しい発酵あんこができますのでぜひ作ってみてください。
手作りした発酵あんこは1週間程度で食べ切ることをオススメします。食べきれない場合は冷凍にすると良いでしょう。

ちなみに、腐った発酵あんこの特徴は、

  • ねばねばと糸を引く
  • 腐った臭いがする

このような特徴がみられた場合は腐敗しているので食べられないので注意しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
発酵あんこには血糖値・血圧を下げる効果、便秘解消、美肌効果までさまざまな健康効果があることがわかりました。健康面だけでなく美容面にも効果がある発酵あんこ。今回紹介した作り方を参考にぜひ美味しく作ってみてください。食事に取り入れて、いつまでも健康でいられるようにしたいですね。

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