夏に肌荒れする原因とは?対策や予防方法を伝授!
女性の皆さんは、お肌のコンディションが悪いと気分が沈んでしまうこともあると思います。
2020~2021年は、新型コロナウィルスの影響で、マスクをつける時間が長いことから、例年よりも肌荒れに悩まされている人が多かったといわれています。
もともと夏は肌荒れしやすいといわれているのですが、どうしてなのでしょうか。
そして夏の肌荒れを予防する方法はあるのでしょうか。
今回は、夏の肌荒れ原因や対策と予防法をまとめてみました。
夏は肌荒れしやすい?原因は?
夏は肌荒れしやすい季節と言われています。どうしてなのでしょうか?
まずは夏に起こりやすいといわれているトラブルをみていきましょう。
吹き出物やにきび
夏に増えてしまうトラブルとして、吹き出物やにきびが挙げられます。
にきびや吹き出物ができてしまうのは、毛穴に皮脂が詰まることが原因なのですが、夏は気温が高いことで、皮脂の分泌量が多くなってしまいます。
これにより、毛穴が詰まりやすい状態になるので、どうしても吹き出物やにきびといったトラブルが起こりやすくなります。
特に脂性肌の人は、いつも以上に皮脂の分泌量が増えてしまうので、吹き出物やにきびが悪化しやすいです。
空調機による肌の乾燥
乾燥してしまったお肌は、バリア機能が低下してしまうので肌トラブルを引き起こしやすくなってしまいます。乾燥することで肌のターンオーバーもスムーズに行われなくなってしまうので、肌のコンディションが悪くなりがちです。
肌がごわつく、かさつくといったトラブルが発生します。
夏は乾燥しないと思われがちですが、冷房によってお肌が乾燥している人は多いです。
肌が乾燥すると紫外線のダメージも受けやすくなってしまうので注意が必要です。
汗によるかゆみ
汗をかくことが多い夏は、汗によって肌にかゆみを感じてしまうことがあります。
これは、肌が乾燥している人ほど感じやすくなっています。お肌のバリア機能が低下しているので、汗で刺激を感じてしまいかゆみが発生します。
夏の肌トラブルの原因は様々
夏に起こりやすい肌トラブルは、吹き出物やにきび、乾燥、かゆみでした。
では、これらはどうして発生してしまうのか原因もみていきましょう。
まず、夏の高い気温があげられます。気温が高いことで汗を沢山かいたり、皮脂の分泌が活発になってしまうことが、夏の肌荒れの原因となっています。
特に、汗をかいたまま放置していると、肌トラブルが起こりやすくなるので気をつけましょう。こまめに汗を拭きとるようにしてください。
それから、紫外線があげられます。紫外線は、肌にダメージを与えてしまいますので、トラブルが起こっている部分に紫外線があたることで、さらに肌荒れが悪化してしまうことがあげられます。
紫外線対策をしっかりしようとして、刺激の強い日焼け止めを使い、肌トラブルを引き起こしてしまうというケースもあります。
そのため、日焼け止め選びは慎重に行いましょう。
最後に冷房があります。汗や皮脂で、肌の表面が潤っているように見えてしまいますが、実は空調機により肌の内部が乾燥してしまっているという状態が発生しています。
乾燥した肌は、ちょっとした刺激でトラブルを起こしてしまいます。正しいお手入れで肌トラブルを起こさないようにしなければいけません。
夏に肌荒れした場合の対策
肌荒れをしてしまった場合、早く治したいと思うでしょう。
早く治したいという気持ちから、色々試してしまう人もいるようですが、トラブルを起こしている時は、まずバリア機能が回復するようにお肌のコンディションを整えてあげることが大切です。
肌荒れを改善させるために下記の事を実践してみてください。
刺激の少ない洗顔料やクレンジングを使う
肌荒れしている時は、できれば石鹸で落とせるメイクにしておくことをおすすめします。
クレンジングには、洗浄力の強い合成界面活性剤が含まれているので、肌トラブルが悪化させてしまう可能性があるからです。
固形石鹸や無添加の洗顔フォームなどをしっかり泡立てて、優しく顔を包むようにして洗いましょう。
どうしてもメイクしたいという人は、お肌に負担が少ないクレンジングを選ぶか、クレンジング前に、美容オイルと蒸しタオルでメイクを浮かび上がらせてから洗顔をするなどして、肌に負担がかからないようにしましょう。
保湿をしっかり行う
汚れを落としたら、しっかり保湿しましょう。肌荒れしている時は、保湿重視のスキンケアを行うようにしてください。
乾燥してしまうと、さらにトラブルが悪化してしまうので注意しましょう。
吹き出物やにきびが沢山できてしまっている時は、オイル系のスキンケアは避けたいです。
しかし、肌を乾燥させるわけにはいかないので、ゲルタイプやジェルタイプなど、肌をパックするように保湿してくれるアイテムを使うのがおすすめです。
どうしても治らない時は皮膚科へ
肌荒れしてからかなり時間が経っている、なかなか治らないというような時は、皮膚科を受診するのがよいでしょう。
トラブルを放置してしまうと、跡が残ったり、色素沈着になってしまう可能性もあります。
皮膚科では、飲み薬や塗り薬、保湿剤などで治療します。
夏の肌荒れの予防方法
肌荒れしてしまうと、完全に治るまで時間もかかってしまうので、できれば肌荒れしたくないというのが本音でしょう。夏の肌荒れの予防策はあるのでしょうか。
肌荒れしないためにできることをまとめてみました。
栄養バランスを整える
肌をキレイに保つためには、栄養バランスもとても大切です。暴飲暴食していたり、甘いモノばかり食べている、野菜不足、果物不足だと肌荒れしやすくなります。
食事のバランスを整えるために、サプリメントを活用してもよいでしょう。
ビタミンやミネラル、タンパク質は特に不足しないようにしたい栄養素です。
疲れをためない
夏は気温が高くなり、どうしても疲れが溜まりやすくなりますね。夏バテしないようにすることも肌荒れ予防に繋がります。
睡眠をしっかりとる、夏バテに効く食べ物を食べるなどして疲れを溜めないようにしましょう。
汗はこまめに拭きとる
汗をかいたら、こまめに拭き取るということをしっかり行うだけで、肌荒れを予防できます。汗を拭く時は、肌触りの良い清潔なハンドタオルなどを使うようにしてください。
保冷剤をハンドタオルに包んでおくと、熱も取ってくれるのでおすすめです。
日焼け止めを塗る
紫外線は肌を乾燥させ、肌トラブルを悪化させてしまう原因にもなります。保湿力のある日焼け止めをしっかり塗り、肌荒れの悪化を防ぎましょう。肌に優しい日焼け止めを選ぶようにしてください。
日中も保湿する
冷房が効いている室内で過ごすことが多いなら、日中も乾燥する前に保湿するようにしましょう。こまめに保湿することで、肌荒れを防ぐことができます。
マスクの蒸れに注意
20201年の夏もマスク生活となりそうなので、どうしてもマスクの中で顔が蒸れてしまい肌荒れの原因となってしまいます。
吸湿性が良く、速乾性のあるマスクを使用する、肌荒れしにくいマスクを選ぶなど工夫することで、肌荒れを予防できます。
まとめ
夏は、強い紫外線、汗、エアコンなどでどうしても肌荒れしやすい要因が多いです。夏でもしっかり保湿するなど対策をしっかりして、肌荒れしてしまった時もできるだけ早く治せるようにしておきたいですね。