水ダイエットはお茶で代用できる?正しい方法と代用できるお茶を紹介!
ダイエットを続けている人にとって、一番の大敵といえば空腹感。
空腹感があることで思った以上に食事制限ができない、つい食べ過ぎてしまう…と思い悩んでいる人は多いと思います。
そんな時にチャレンジしたいのが水を使ったダイエットです。
今回は水ダイエットについての正しい方法をご紹介していきます。
また水だけでなくお茶でも代用できるのかについても触れていきます。
体内で水はどんな働きをしているのか
人間の身体の大半を占めている水分。ゆるやかにデトックスができ、簡単にできるダイエットとして注目されている水ですが、ではそもそも水にはどんな役割があるのでしょうか。
ここからは、私たちになくてはならない水の基礎的な知識についてご紹介します。
身体に必要な栄養素を届ける
水には身体に必要な栄養素を取り入れるためには不可欠な存在です。
例えば普段の食事の際、身体に入ってくる栄養素は水の働きによって体内全体に送り届けられます。
また水は栄養だけでなく酸素を体全体の細胞へと送り届ける際、重要な役割を担っています。
老廃物を排出する働きを助ける
水には老廃物を排出する役割があります。
日々の食事において、人間には様々な栄養が送り込まれていますが、その後に体内で作られた老廃物や毒素を排出してくれるのも水によるものです。
老廃物や毒素が体内に溜まったままになってしまうと生き死ににも関わるため、水は重要な役割を果たしています。
発汗によって体温調節に関わる
私たちの平熱は36℃前後ですが、体温が2℃でも違えば、体調を崩してしまい、場合によっては死に関わる場合もあります。
人間は体温調節によって健康を維持していますが、それは発汗、つまり汗によって調整されています。
この汗を作り出しているのが水です。身体の中の水分量が少なくなると、汗の量も少なくなり、脱水症状や熱中症を引き起こします。
水は私たちの健康状態を保つためにもなくてはならない存在と言えます。
水ダイエットにチャレンジ! その効果とは?
健康を保つ上でも命を維持するためにも、水は大切な機能を果たしています。
そんな水をダイエットの方法として取り入れられることをご存知でしょうか?
水はダイエットの観点から見ても様々なメリットをもたらしてくれます。ここからはその効果について詳しくみていきましょう。
基礎代謝が上がる
まず何といっても水を身体に摂り入れることで代謝がよくなります。
血液の80%は水分です。水を飲むことによって、血液の水分不足による “ドロドロ血”を解消し、血流の流れがスムーズになり、“サラサラ血”となります。
このことにより血行が良くなると筋肉量も増えていきます。
最終的には基礎代謝が上がるため、水を飲むことにより、痩せやすい身体へと体質改善が可能になります。
便秘の防止につながる
次に、水を摂取することで便秘を防ぐことができます。便秘は美容にもダイエットにも悪影響を及ぼす、いわば天敵。
水を身体に取り込むと、大腸の活動が活発になります。このことによって便秘を解消し、デトックス効果が期待できるようになります。
食べ過ぎを防止できる
ダイエットをする上で、最も難しいのが食事量のコントロール。
そこで活躍するのが水です。空腹を紛らわすには一番。
水を飲むことで食べ過ぎ防止効果にもつながるため、食事制限をするにも好都合です。
むくみが解消できる
身体の水分は血液やリンパ液として全身をめぐり、身体に必要な酸素や栄養素を届けて老廃物を排出しています。
その働きが滞ることで細胞の間に水分が残り、むくみとなって現れます。
むくみは毛細血管から細胞の間に流出する水分が多くなったり、毛細血管やリンパ管に吸収される水分が減ることによって現れます。
特に血流の循環が悪くなった時に起こるため、適度な水分を飲むことでむくみの解消ができます。
一度にたくさんとってしまうとむくみの原因にもなるので注意が必要ですが、適量の水を飲むことは結果としてむくみの予防にもなるのです。
ダイエット中の効果的な水分の摂り方とは
ダイエットの効果的な水分の摂り方は、食事の合間に水分補給をすることです。
食事をしながら水を飲むことで、満腹感が得られるようになるためです。
水分を摂ることで食事のペースが落ちるので、少量の食事でも満腹中枢が刺激され、食べ過ぎ防止効果が期待できます。
水について1日の摂取の目安
1日に摂取が必要な水分量は、成人では約2〜3.6ℓ程度だといわれています。
これはあくまでも目安の数値で、デスクワークが多い人など、運動習慣がある人、ない人では異なるので注意しましょう。
ダイエット目的の人は運動習慣を取り入れている人も多いので、なるべく水分不足にならないようにしたいものです。
白湯を飲む
ただの水を飲むよりも温めた白湯を飲むことで、内側から温まり、基礎代謝アップが見込めます。
女性に多い冷え性を和らげたり、美肌にも効果的なので習慣づけて飲むのがオススメです。
特にウォーターサーバーは熱湯と水がすぐ出る優れもの。自分好みの温度設定で白湯をいつでも作れ、便利です。
水ダイエットの注意点
ダイエットをする上で、様々な効果をもたらしてくれる水。
飲み方を間違うと効果が失われるだけでなく、身体に害をもたらしてしまうことも…。
ここからは水ダイエットを行うための注意についてまとめました。
一気飲みはNG、水分補給はこまめに行う
水ダイエットをする上で最も大事なのがこまめに水分を摂るということ。
気軽にはじめられるからといって、一気に大量に飲み過ぎてしまう人がいますがこれはNG。
一度にたくさん水分を摂取すると“むくみ”の原因ともなってしまいますし、身体の機能を低下させてしまったり、体調不良になったりと身体に害悪を及ぼしてしまう可能性があります。水は適量を少しずつ摂るように心がけましょう。
特に朝起きてすぐ水を飲むことで、腸が活発になり、体内デトックスや便秘解消にも効果的です。
飲み過ぎは厳禁
水を大量に飲んでしまった時に起こる症状を“水中毒”と呼びます。
一度に水をたくさん飲むと水を処理する機能である腎臓の働きが間に合わなくなって、めまいや頭痛、吐き気をもたらす水中毒が発症します。
何事もやりすぎは禁物です。くれぐれも摂取量を守って飲むようにしましょう。
身体を冷やしすぎない
水ダイエットをするにあたって注意したいのが、身体を冷やし過ぎないこと。
ダイエットに向いているからといって、冷たい水ばかりを飲んでいると身体を冷やしてしまうことになります。
身体の冷えは脂肪燃焼低下の原因にもなり、冷え性にもなりやすいため、ダイエットをする上では良くないことばかりです。
そのためにも飲み物は常温にする、白湯を飲むといった工夫が大切です。
こまめにトイレに行くようにする
水ダイエットをすることによって起こるのが頻尿。
水分の摂取量が多くなるので当然、お手洗いが近くなります。
ここで手洗いに行くのを面倒がって我慢するのは危険です。
トイレに行くことを我慢すると膀胱炎など、様々な弊害を生み出します。
水ダイエットをするのであれば、それに合わせてこまめにお手洗いに行くことを心がけましょう。
アルコールは避ける
アルコールには尿の量を減らすホルモンの分泌を抑制する効果があります。
そのため、アルコールを摂取することで必要以上に尿が出やすくなってしまいます。
さらにビールや赤ワインには余分な水分を排出する効果があるカリウムも含まれています。
ダイエット中にどうしてもお酒が飲みたいのなら、排尿で失われた分、しっかりと水分を摂るようにしましょう。
効果が出なくてもすぐにやめるのはNG
水ダイエットは即効性のあるダイエットではありません。
水によるダイエットは、日常の生活に水を取り入れることにより、基礎代謝が上がったり、腸内の動きが活発になったりすることで効果が出てきます。
効果がないからといってすぐに諦めてしまわないようにし、根気よく続けることが成功のカギです。
水ダイエットの代わりにお茶は代用できる?
これまでに水ダイエットの基礎的なことを学びました。
でも水だけでは飽きてしまう…という人もいるのではないでしょうか。
では、お水以外の水分はダイエットとして向いているのでしょうか?
ここからは水ダイエットの代わりにお茶が代用できるかどうかについて説明していきます。
おすすめのお茶は?
世の中には様々な種類のお茶がありますが、それぞれに含まれている成分が異なるため、ダイエット向きなものとそうでないものがあります。
その中でもダイエット向きで水の代用として飲めるお茶は、麦茶や黒豆茶、ルイボスティーやハーブティーなどです。
いずれもお茶として楽しまれているものですが、どれもカフェインが含まれていないことが挙げられます。
利尿作用も少なく、味や香りもの楽しみながら飲むことができるので、水だけのダイエットに飽きた、という人や水が苦手な人に向けてもおすすめです。
カフェインが入った飲料は避ける
紅茶やコーヒー、エナジードリンクなどには多くのカフェインが含まれています。
カフェインは眠気を抑える成分としてよく知られていますが、さらに血液量を増加させる作用があり、その増加によって尿の生成量が増えてしまい、利尿作用が強くなります。
このことにより、せっかく摂取した水分を必要以上に排出してしまい、結果として水分不足となってしまうので、避ける必要があります。
ただしブラックコーヒーなら少量はOK。
基礎代謝を上げたり脂肪燃焼効果があるほか、ポリフェノールが含まれているため、ダイエットする上でも良い効果をもたらしてくれます。
でも、砂糖やミルクなどを入れることは厳禁。高カロリーとなってしまいダイエットには不向きです。くれぐれも無糖で適量がベストな飲み方です。
また夜遅い時間に飲むこともNG。カフェインによって眠りを妨げるため、控えた方が良いでしょう。
麦茶について
夏に飲む機会が増える麦茶にはミネラルが豊富に含まれています。
夏場や運動した後は、汗で失った水分と一緒にミネラルを取り戻すことができる飲料です。
さらに胃の粘膜を保護したり、生活習慣病を予防したり、虫歯菌から歯を守るといった効果もあります。
黒豆茶について
黒豆は、大豆の一種で、栄養価も大豆と似ています。
特に注目すべき配合成分が、“大豆イソフラボン”。
女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをもたらします。
エストロゲンの働きとしては、女性らしい体つきを作ったり骨を強くし、骨粗しょう症を予防したりする効果があるため、美しくダイエットしたい人にとっては心強い味方となってくれるでしょう。
ルイボスティーについて
ルイボスティーの原料となるルイボスは、南アフリカ共和国にあるセダルバーグ山脈産のマメ科の低木。
ミネラルが豊富で、マグネシウムや亜鉛などの栄養素が含まれています。
ダイエット中に不足しがちな栄養素を健康的に補うという観点からみても、ふさわしいお茶といえるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
水ダイエットには水分補給を行うことで代謝が上がり、脂肪燃焼効果があることや、便秘改善に効果的であることを学びました。
またお水以外の飲料を飲む時は、なるべくカフェインを含まないものにしましょう。
水ダイエットは即効性があるわけではないので、根気よく続けて行くことが大切です。
うまく生活に取り入れ、習慣づけていきましょう!
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