『納豆』の美肌効果がスゴい！美肌に嬉しい栄養素と食べ方のコツを伝授

日本を代表する発酵食品「納豆」。その栄養価の高さは言うまでもなく、健康に良いというイメージが強い納豆ですが、実は「美肌」にも効果が期待できるということをご存じでしょうか？
実際に、美容のために積極的に納豆を摂取している人は、摂取していない人に比べて美肌の基準値が高いことが判明しているそう。

この記事では、納豆に期待できる美肌効果だけでなく、より効果的に摂り入れるコツまでをご紹介していきます。

納豆に含まれる栄養素と美肌効果

たくさんの健康効果・美容効果が期待でき、美肌に良いとされる納豆ですが、具体的にどのような効果があるのでしょうか？
美肌に嬉しい栄養素と効果を詳しくみていきましょう。

ナットウキナーゼ

ナットウキナーゼには血栓を溶かしやすくする働きがあり、血流改善が期待できます。血流が改善されると肌に栄養が届くようになり、クマやくすみなどをケアして透明感のある肌に導いてくれます。

イソフラボン

イソフラボンを抗酸化作用が期待されるポリフェノールの1種で、アンチエイジングには欠かせない成分です。

レシチン

レシチンは老廃物を排泄する働きがあり、ニキビや肌荒れなどに効果的です。レシチンの乳化作用によってコレステロールが血液中から排出されるため血流が良くなります。これにより、酸素や栄養素が肌に届くようになり、美しい肌を保つことができます。

ビタミンB群

納豆には6種類ものビタミンBが含まれています。ビタミンB群は疲労を回復し、皮膚や粘膜を健康に保ってくれます。

ちなみに、納豆のカタチが変われば栄養価にも違いが出てきます。ビタミンB2はひきわりよりも、粒納豆の方が多く含まれています。

食物繊維

食物繊維は腸内環境を改善するため、美肌づくりには欠かせない栄養素です。納豆にはその食物繊維が豊富に含まれております。また、食物繊維には「不溶性」と「水溶性」の2種があり、これらをバランス良く摂ると良いとされていますが、納豆には両方が含まれているためバランス良く摂ることができます。

納豆は1日1パック

納豆は健康にも美容にも良いですが、食べ過ぎには注意です。食べすぎると逆に体に悪影響を及ぼす可能性があります。最適な量は“1日1パック”とされています。

1日1パックというのは、あくまで目安です。それ以上食べてもすぐに体調が悪くなるわけではありませんが、納豆に含まれるセレン（ミネラルの1種）は過剰摂取すると胃腸障害などの症状が出ると言われています。

過剰摂取を防ぐためにも毎日1パックのペースで長く続けることが大切です。

納豆は夜に食べると良い！？

実は、納豆は夜に食べた方が美肌に効果があると言われています。
納豆に含まれるナットウキナーゼは血流を改善する効果があり、食後の10～12時間働くとされています。寝ている間の血液が滞りやすい時間帯に合わせると血流がスムーズになります。血流が改善されることで、肌に栄養が届きやすくなり、美肌効果が期待できるようになります。

また、納豆に含まれるアルギニンは成長ホルモンの分泌を促進する働きがあります。それにより、肌の皮下組織の水分を保つ肌弾力保持の働きや肌のターンオーバーを促します。

ダイエット中は朝がオススメ！

実は、納豆は食べる時間帯によって期待できる効果が異なります。美肌効果を期待するなら夜食べるのがオススメですが、ダイエット効果を期待する人は朝食べることをオススメします。納豆に含まれる良質なタンパク質は、代謝をアップさせる働きがあります。代謝がアップすることで、脂肪の燃焼を助け体重増加の抑制につながります。

納豆＋アボカドで美容効果UP

納豆には、健康効果や美容効果などさまざまな効果がありますが、食べ合わせ次第でさらに効果が得られることがわかっています。中でも「アボカド」との食べ合わせは美肌効果をより高めてくれます。

アボカドには、食物繊維が豊富に含まれていて、納豆と一緒に食べることにより腸を元気にする効果がアップするそう。また、アボカドには納豆には含まれていないビタミンCを補えるほか、質の良い油やビタミンEの強い抗酸化作用などにより、肌の若々しさを保つ手助けをしてくれます。

熱いご飯はNG

ちなみに、熱いご飯にのせて食べるNGです。血流改善効果のあるナットウキナーゼは、熱に弱い性質があります。他にも、栄養素の代謝などに関わるビタミンB群も熱に弱いため、納豆を食べる際は少し冷ましたご飯と食べることをオススメします。

まとめ

いかがでしたでしょうか？納豆には健康効果だけでなく、美容効果も期待できるため非常に優秀な食品です。ただ、一度にたくさん食べても逆に体に悪影響を及ぼしてしまうので、毎日1パックのペースで長く続けていけると良いですね。毎日続けて美しい肌を手に入れましょう