【美容成分】グリセリン(濃グリセリン)とは?成分の効果や副作用を解説
「保湿効果」「温感効果」などの目的で配合される美容成分「グリセリン(濃グリセリン)」の効果や安全性について解説します。
グリセリン(濃グリセリン)とは
グリセリン(濃グリセリン)は無色透明のシロップ状の液体です。
甘みがあるのが特徴に挙げられます。
化粧品に限らず、甘味料や保存料など幅広い用途で使われています。
皆さんはグリセリンが配合されている化粧品を使った経験はありますか?
自分ではないと思っていても、実は使ったことがない方はいないというくらいに有名なのがこのグリセリン。
日頃からよく使っている手持ちの基礎化粧品をチェックしてみると、ほとんどの基礎化粧品に配合されていることだと思われます。
濃グリセリンは通常のグリセリンに比べて濃度の高いグリセリンのことです。
濃グリセリンを希釈したものがグリセリンで、基本的には違いはありません。
グリセリン(濃グリセリン)の効果
グリセリンには一体どのような効果があるかをご存知でしょうか?
どの化粧品を購入するにしても、グリセリンの効果は最低限知っておいて損はありません。
ここでは、グリセリンの効果について説明します。
肌の潤いをサポート
グリセリンは肌の潤いをサポートしてくれます。
乾燥肌などに悩まされている方も多いのではないでしょうか?
肌の潤いをサポートするためにいろいろな化粧品に配合されています。
肌を温める
グリセリンは温感作用を持っている成分です。
肌が温かく感じさせることで化粧品の使い心地を良くしています。
クリームや乳液に粘りを出す
肌のお手入れを行うのに用いられるクリームや乳液にもグリセリンは含まれていることがあります。
グリセリンはクリームや乳液に粘り気を出すために用いられます。
グリセリン(濃グリセリン)の副作用
化粧品やサプリメントなどを購入する際、副作用の有無は最低限チェックしたいところです。
人によっては副作用が心配と感じているのではないでしょうか?
グリセリンは副作用がほとんどないと考えられている成分です。
しかし、人によってはアレルギー反応を示す場合もあるので、肌に何か問題が生じた際は使用を中止し、医師や美容部員に相談しましょう。
グリセリンは殆どの化粧品に配合されている成分なので、普段は普通に化粧品を使用できているという方ならグリセリンが原因の可能性は低いです。
逆に、基礎化粧品全般が肌に合わない人はグリセリンが原因の可能性も考えられます。
化粧品について気になることがある場合はメーカーに問い合わせることをおすすめします。
グリセリン(濃グリセリン)が含まれている化粧品
グリセリンはいろいろな化粧品に使用されています。
グリセリンを含んだ化粧品をご紹介するので、気になる方は一度チェックしてみましょう。
化粧水
肌の潤いをサポートする化粧水にグリセリンが含まれていることがあります。
グリセリンは多くの化粧水に用いられます。
グリセリンが含まれた化粧水は他の化粧品を馴染みやすくさせる効果があります。
乳液
乳液は水分と油分を配合した化粧品で、肌の潤いを保つことを目的に作られています。
乳液にもグリセリンが使われているので、気になる方は一度成分表を確認してみましょう。
クリーム
クリームは肌の潤いを保護するために用いられる化粧品です。
グリセリンはクリームにも使われています。
クリームに使われている油は商品によって異なるため、購入する前にチェックが必要です。
石鹸
体を洗うのに欠かせない石鹸にもグリセリンが使われています。
グリセリンを配合する理由は、肌の潤いをサポートするのに加え、肌への負担を最小限にするためです。
また、石鹸を溶けにくくすることもグリセリンを使うメリットに挙げられます。
グリセリン(濃グリセリン)が含まれている化粧品の選び方
グリセリンを含んだ化粧品は数多く存在します。
その中から自分に合った物を使う必要があります。
人によっては何を基準に選べば良いか分からないと悩んでいませんか?
ここでは、グリセリンを含んだ化粧品を含んだ化粧品の選び方について解説します。
グリセリン(濃グリセリン)以外に使われている成分
グリセリンは殆どの化粧品に含まれていますので、グリセリン以外の成分をチェックすることが大切です。
化粧水にしろ、乳液にしろ、さまざまな成分が含まれています。
成分を一通りチェックして購入するかどうか判断しましょう。
アレルギー成分が含まれている場合もゼロとは言えません。
何らかのアレルギーを持っている方はしっかりと把握しておきましょう。
自分の肌に合っているか
人によって肌の状態や肌質が違います。
グリセリンを含んだ化粧品を購入する際は自分の肌のタイプを意識することが大切です。
肌のタイプは主に普通肌、乾燥肌、敏感肌、脂性肌、混合肌の5つに分かれます。
普通肌は潤いのあるキメの細かい肌です。
それに対し、乾燥肌は肌の水分と皮脂の量が少ない肌を指します。
敏感肌の場合、化粧品に含まれている成分が原因で肌トラブルが起きる可能性があります。
パッチテストなどの検査を行い、リスク管理を心掛けることが重要です。
脂性肌はテカリが目立つ肌のことです。
不規則な生活で皮脂の分泌量が多くなっている可能性があるので注意しないといけません。
混合肌は脂性肌と乾燥肌の両方の特徴を兼ね備えた肌です。
TゾーンのテカリやUゾーンの乾燥に悩まされやすいです。
肌の状態によってケア方法が違うので、自分の肌タイプを把握しておくようにしましょう。
クリームや乳液が伸びやすいか
クリームや乳液などを使う際、伸びやすいかどうかは重要です。
伸びやすさを実際にチェックできる場合は購入する前に確認し、判断しましょう。
商品によって伸びやすさに差があります。
第三者のレビュー
通販サイトなどに書かれている第三者のユーザーレビューも購入するかどうかの指標の一つです。
商品を購入する際に使用者のレビューをチェックしている方も多いのではないでしょうか?
レビューをいくつかチェックし、問題がないと感じたら購入することをおすすめします。
気になる化粧品を持っている方が近くにいたら、一度話を聞いてみると良いかもしれません。
医師からのアドバイス
医師からのアドバイスをもらうことも重要です。
化粧品はもちろん、サプリメントを使用する前に医師に相談してはいかがでしょうか?
肌のお手入れに関するアドバイスをもらえるかもしれません。
グリセリンフリーの化粧品も同時にチェック
人によってはグリセリンが合わない場合もあります。
化粧品を探す際、グリセリンフリーの化粧品も同時にチェックしたいところです。
文字通り、グリセリンが含まれていない化粧品のことです。
購入する際は一体どのような成分が配合されているかを把握する必要があります。
皆さんが思っている以上にグリセリンフリーの化粧品が多く存在します。
まとめ
グリセリンは肌の潤いをサポートするのはもちろん、乳液やクリームなどの使い心地を良くするのに欠かせない成分だということが分かっていただけたかと思います。
グリセリンの効果をしっかり理解することが大切です。
グリセリンを使った化粧品は多岐に渡り、自分の肌に合った物を購入しないといけません。
効果や使い心地は個人差があります。
また、グリセリン以外の成分の効果も理解するようにしましょう。
美容成分は皆さんが思っている以上に奥が深いものです。
美白※1有効成分が角質層に素早く浸透。透明感溢れるクリスタル肌へ。
美白※1だけでなくエイジングケアのことも考え、肌を整えくすみ※4 をケアし、みずみずしく明るい印象へ導きます。
※1 メラニンの生成を抑え、シミそばかすを防ぐ
※4 乾燥により肌がくすんで見える状態