【社内恋愛】40代男性が同僚女性にアプローチする方法と注意点

40代男性が、勤務先の同僚の女性を好きになったら、どうしたらよいのでしょうか。
両方とも独身なら、男性は積極的に行動したほうがよいでしょう。
なぜなら、恋愛もセックスもよい効果を生み出す可能性が高いからです。
では、既婚の40代男性はどうしたらよいでしょうか。
もしくは、独身の40代男性が、社内の既婚女性を好きになったら、どうすべきでしょうか。

遅咲きの愛、またはラストチャンスの恋愛について考えていきます。

独身同士なら積極的にいったほうがよい理由

独身の40代男性が、社内の独身女性を好きになったのなら、社内恋愛のリスクを恐れず積極的にいったほうがよいでしょう。
なぜなら、独身の40代男性にとって、恋愛もセックスも、両方ともプラスに働くからです。

40代男性の恋愛効果

「人事担当者に尋ねた恋愛と仕事に関する調査」（株式会社FGH、2020年2月）によると、「仕事と恋愛は通じる部分がある」との回答は79.3％に及びました。
人事担当者は、恋愛が上手な人は仕事もできると考えているようです。
これは当然の結果かもしれません。
なぜなら、仕事ができる人には次のような特徴があるからです。

この3つのスキルは、恋愛で次のように活かされます。

恋愛を深めるには、この3つのスキルを磨く必要があり、この3つのスキルが身につくと仕事も軌道にのります。
もし、40代男性が、恋愛か仕事かで悩んだら、両方とも進めましょう。

40代男性のセックス効果

イギリスの新聞「The Telegraph」によると、週2、3回セックスをする労働者は、それより頻度が低い人より4.5％多く稼ぐという調査を発表しました。
この結果にも驚きはないかもしれません。

性欲を持つことは健康の証です。
精神疾患では性欲が落ちることがありますし、心血管疾患はED（勃起不全）の引き金になります。
性欲があるということは、そのような病気を持っていない可能性を高めます。

頻繁なセックスは、性欲をうまく処理できている証拠になります。
パートナーとの関係が良好でなければ、セックスを多く行なうことはできません。
健康で性欲を持ち、頻繁にセックスをすることでストレスを抱えなければ、仕事に集中できます。
4.5％の収入増は、その結果と考えることができます。

自分が40代であることについて

恋愛もセックスも仕事にプラスになることがわかりました。
では、それは40代男性にも当てはまるのでしょうか。
答えは「あてはまります」。

40代男性こそ、恋愛とセックスを急いだほうがよいでしょう。
なぜなら、旬を逃してしまうかもしれないからです。
女性目線に立つと、40代男性は終盤の旬です。

20代、30代の働く女性に行なった調査（株式会社マンダム、2015年9月）によると、50.0％が「10歳以上年上の男性上司・先輩に憧れたことがある」と回答しました。
30代の10歳上は40代です。
つまり40代男性は、若い女性の「恋愛射程内」にあることがわかります。
そして、どのような年上男性上司・先輩に憧れるのか尋ねたところ、「仕事ができる」が56.2％でした。
ビジネスパーソンとして脂がのっている40代男性がモテやすいことがわかります。

逆に、20代、30代女性にとって、年上男性の気になる点は「清潔感の欠如」、「体臭」、「口臭」です。
男性は40代になると、薄毛になったり、お腹が出たり、皮膚がたるんだりします。
老化は見た目を悪くし、悪い見た目は、例え実際は清潔であっても、清潔でないような印象を与えます。
そして、体臭も口臭も、加齢臭とともに40代からきつくなり始めます。

体力的にも40代は限界が見え始めます。
仕事柄、デスクワークが多い人は運動不足になりがちなので、セックスをこなす体力も失われていきます。

40代は、男性の魅力がピークを迎える時期と考えてほうがよいでしょう。
ピークとは、最高によい状態と下落の始まりを意味します。
40代男性は、今の恋愛をラストチャンスと考えて、突き進んだほうがよいでしょう。

相手が社内の女性であることについて

男性にとって、社内恋愛には次のようなリスクがあります。

しかし、こうしたリスクを補って余りあるメリットが、社内恋愛にはあります。

この3点は重要なので、詳しく解説します。
相手が社内であれば、性格や考え方、学歴、人生のバックボーンをある程度知ってから恋愛に入ることができます。
「知る→好きになる」という流れになり、好きになった根拠が明確なので、好きな感情が継続しやすくなります。
合コンや他人の紹介で恋愛を始めると「好き→知る」という流れになるので、好きな感情が勘違いだったということも起こり得ます。

男女が同じ会社にいるということは、両方とも同じビジネス・ミッションを持っていることになります。
仕事とは、知性と行動力をフル活動させる取り組みなので、男女が協力して仕事をすれば、お互いに知性と行動力を高めることができます。
それは、よい恋愛を育みやすい環境といえます。

恋愛が進展すると、2人で一緒にいる時間を長くしたくなります。
しかし、40代男性は、社内で重要な地位にあり、しかも部下の面倒をみて、上司のリクエストに応えなければならないので、時間を取られます。
仕事ができる40代男性ほど、恋愛に割く時間が減るのです。
付き合っている相手が社内の女性であれば、男性の忙しい理由がわかるので、2人でいる時間が減っても理解してもらえます。
ところが、付き合っている女性が社外の人だと、男性が忙しくしている理由がみえないので、2人の時間が減ると「私と仕事、どっちが大切なの」と言われるかもしれません。

このように考えると40代男性にとって、社内恋愛は理想形かもしれません。

スタートはソフトに

独身40代男性は恋愛に積極的になったほうがよいのですが、注意点があります。
会社員であり40代男性であり、しかも相手が社内の女性であることを考慮すると、ソフトに始めたほうがよいでしょう。

前進する、という意味では積極的でよいのですが、その手法において冷静に動いてください。

「仕事の打ち合わせ」という口実でお茶に誘う

ソフト戦略その1は、仕事の打ち合わせという口実でお茶に誘う方法です。
社内恋愛では常に、うまくいかなかった場合を想定しておく必要があります。
そのため、急に告白するなどのロケット・スタートをして失敗すると、大きな痛手を負います。

40代男性が意中の女性と一緒に客先に行く用事に恵まれたら、その帰り道にお茶に誘ってみましょう。
軽く「会社に戻る前に、今のミーティングのポイントを確認しておきませんか」と声をかけてみてください。
このような口実なら、2人で喫茶店にいるところを知り合いに見られても、リスクは生じません。

3度アプローチして脈があったら、次に進む

40代男性が社内恋愛リスクを減らすには、次のルールを自分に課したほうがよいでしょう。

仕事を口実にした喫茶店会合で話が盛り上がったら、次はプライベートの時間に2人で会うことを目指します。
このようなアプローチを3回実行すれば、相手の女性が自分を恋愛対象にしそうかどうかが、大体わかります。
そのとき「脈がない」と思ったら、完全撤退することをおすすめします。

そして、3度のアプローチがすべて好意的に受け入れられたら「次」に進みましょう。
次とは、性的なアプローチであり、性的な営みです。
結婚生活の安定化には性的相性が欠かせないので、同意が得られたら積極的にセックス・アピールをしていきましょう。

結婚のスケジュールを立て、相手の意思を確認する

40代男性が社内の女性と付き合い始めたら、1年以内にその人と結婚するかどうか決めたいものです。
相手の女性や40代の男性にとっても、1年という交際期間は大きな節目になるので、40代の男性であれば、そのタイミングで恋愛の方向性を示すのは義務といえます。
付き合っている女性に、率直に「結婚について、どのように考えている？」と尋ねても構いません。
もちろん、自分の結婚観についても明かしてください。

ちなみに、遊びだけの恋愛を社内の女性に求めることはやめておいたほうがよいでしょう。
リスクが大きすぎます。

不倫について

不倫に重い社会的制裁を課す風習は、芸能界だけでなく一般社会にも浸透してきています。
そのため、妻がいる40代男性が社内の女性にアプローチしたり、独身40代男性が結婚している社内女性にアプローチしたりすることは、やめたほうがよいでしょう。

しかし、このアドバイスは意味がないかもしれません。
なぜなら、不倫をストップできる人は不倫をしませんし、不倫をしているほとんどすべての人は、不倫をやめられないからです。

では、社内の女性を相手にする不倫をやめられない40代男性はどうしたらよいのでしょうか。

離婚してでも突き進むべきか

既婚の40代男性は、次のように考えてみてください。

「離婚はしたくない」と思っていたら、それはさすがに不倫を終わらせましょう。
今のまま進んでも、行きつく先には破滅しかありません。

「離婚をしてもよい」と思えたら、具体的な行動に出てもよいかもしれません。
40代は、結婚生活をやり直すラストチャンスになるかもしれないからです。

しかし、40代男性が、子供がいるのに「離婚してもよい」と思っているとしたら、それは末期症状ですので、根本的な問題解決が必要になります。
子供の養育費や住む場所、離婚後の財産分与などの検討に入りましょう。

社内恋愛が発覚する前に離婚を成立させたほうが、リスクや傷は浅く済みます。

離婚させてでも突き進むべきか

独身40代男性が、社内の既婚女性と不倫すれば、それは略奪愛になります。
女性の夫から妻を奪い、女性の子供から母親を奪う行為になります。
したがって、本来は不倫を解消すべきです。

民法も、「不貞行為」と認められる不倫を違法行為とみなしています。
民法第770条には次のように書かれてあります。

不倫相手とのセックスは、ほぼ確実に不貞行為に該当します。
しかし、民法違反と刑法違反は異なります。
不倫も略奪愛も不倫セックスも刑法には違反せず、当然ですが刑罰もありません。
そのせいか不倫する人が多くいるわけです。

もし、独身40代男性が、すでに社内の既婚女性とセックスをしていて、その恋愛を成就したいと思っていたら、今からでも遅くないので「よりまし」な手続きを踏んでいきましょう。
手続きには次のようなものがあります。

これらは必ずすべきこと、というわけではありません。
いずれも任意の行為です。
しかし、40代の分別として、少なくともこれらのことについて検討はしたほうがよいはずです。
特にお金絡みの課題は解決が難しいので、早めに着手しておきましょう。

まとめ～確実な成功か軟着陸を目指す

40代男性が社内の女性と恋愛することはよいことです。
ただ、自分が40代であることと、相手の女性が社内にいることは、常に意識しておく必要があります。
自分も相手も独身なら、確実な成功を目指しましょう。

仕事で難しいプロジェクトを任されたときと同じように、綿密な計画と慎重な行動と大胆な戦術を組み合わせて進みます。
もし、不倫に陥ってしまったら、できれば解消したほうがよいのですが、それが無理なら、せめて軟着陸を目指しましょう。

不倫は、自分を含めてすべての関係者が傷つきます。
しかし、傷を浅くする手立てを講じることは可能です。