マカの精力増強効果は本物!成分や効果を解説
マカについて、どれくらいご存知でしょうか。
「ネットで盛んに『マカがよいらしい』といっているから飲んでいる」という人もいるでしょう。
「マカってなんか怪しそうだから、興味はあるけど試したことはない」という人もいるでしょう。
どちらの状況も、あまりよいとはいえません。「なんとなく」でマカを試したり、「なんとなく」で試さなかったりするのではなく、マカのことをしっかり把握してから使ってください。
精力増強剤には怪しい商品が存在するので、正しい知識を得てから使う習慣を身につけてください。
マカには確かな成分が含まれているので、セックス機能の低下に悩んでいる男性が何の根拠もなく遠ざけるのは、貴重な機会を失うことになりかねません。
マカの精力増強効果は本物といえますが、ただしマカ製品は植物由来であるため、ED(勃起不全症)の人が飲んですぐ勃起することはありません。
長く飲用することで、じわりと効果が出てくるものです。
マカの正しい知識を身につけましょう。
マカは大根の仲間
マカは植物の名前です。ペルー原産のアブラナ科の根菜で、大根やカブの仲間です。実は大根にも滋養強壮効果がありますが、マカのほうが精力成分を多く含んでいます。
過酷な土地で育まれた驚異の生命力
マカは、ペルーのアンデス山脈の強烈な紫外線にさらされた昼夜の寒暖差が激しい酸性の土地でも自生できます。マカはこの過酷な土地で、土中のわずかな養分を余すことなく吸い取ることで生き残ってきました。
マカはインカ帝国の時代から食用にされていて、乾燥すれば7年経っても腐ることなく食べることができます。
こうしたエピソードから、マカが、とてつもなく生命力の強い植物であることがわかると思います。
期待できる成分がそろっている
マカには、次のような成分が含まれています。
- 亜鉛
- アルギニン
- グルコシノレート
- アスパラギン酸
- マグネシウム
- ビタミンB1、B2、B6、B12
マカが精力増強によいと考えられているのは、これらの成分が含まれているからです。
「マカはなんか怪しい」と感じている人は、この点を誤解している恐れがあります。
マカが現代でも健康食材と考えられているのは、インカ帝国時代の人たちがアンデス山脈周辺でこれを食べていたからではありません。
健康によい成分を多く含んでいるから、インカ帝国時代から現代まで、綿々と人々によって食べられてきたのです。
上記の成分が、精力増強や健康にどのように関わり、どうやってセックス機能を向上させるのか解説していきます。
亜鉛はセックスミネラル
亜鉛は金属で、人の体に欠かせない必須ミネラルの1つです。亜鉛はセックスミネラルと呼ばれるほど、性機能に深く関わっています。
マカのすごさは、亜鉛を含んでいるだけではなく、総合力にあります。しかし、マカを精力増強食材のトップクラスに長年君臨させているのは豊富な亜鉛です。
そこで、亜鉛と性機能の関係については、特に詳しく解説していきます。
そもそも生きるのに必要
必須ミネラルには亜鉛以外にも、ナトリウムやマグネシウムなどもあります。ミネラルは114種類があり、そのうちの16種類が必須ミネラルになります。
この16種類のミネラルは、人が生きていくうえで欠かせない栄養素のため必須と呼ばれています。
男性だけの器官「精巣と前立腺」にも含まれている
亜鉛は、脳、血液、皮膚、骨、肝臓、腎臓、筋肉などに含まれ、
- 酵素の材料になる
- タンパク質の合成に関与する
- 遺伝子に関与する
といった重要な働きを担っています。特に、亜鉛を材料にする酵素は新陳代謝を担っているので、人の成長と生存に深く関与していることになります。
そして亜鉛は、精巣と前立腺にも含まれています。いずれも男性だけが持っている、性機能に深く関わる器官です。
精巣は、精子と男性ホルモンをつくる器官で、陰茎と並ぶ「ザ生殖器」といえます。
前立腺は、精子を守る精液をつくったり、精子に栄養を与えたりします。前立腺は精子のボディーガードのようなものです。
亜鉛不足は、精巣異常、精子異常、精子の生存率の低下を招く
ラット(ネズミ)に、長期間にわたって亜鉛を与えず、慢性的な亜鉛欠乏状態にしたところ、精巣が萎縮したり(小さく縮んでしまったり)、精巣の細胞のアトポーシスが亢進したり(死滅したり)することがわかっています。
また、亜鉛欠乏のラットの精子が生存する確率は、亜鉛を十分に摂っているラットに比べて50%も減ります。
さらに、人の精子はオタマジャクシのように、頭と尾によって構成されていますが、亜鉛は尾の部分の形成に使われます。
男性ホルモン「テストステロン」の意義と亜鉛
亜鉛不足による精巣の異常は、男性ホルモン「テストステロン」の分泌にも影響を及ぼします。
テストステロンは、精子形成、性機能、骨、造血、発毛、気分障害、認知機能、循環器疾患、メタボリックシンドローム、そして寿命にも関係していることがわかっています。
テストステロンが減少すると、加齢性腺機能低下症候群(LOH症候群、または男性更年期障害)を発症します。
テストステロンは勃起にも関わっています。
テストステロンがフェロモンを分泌して、フェロモンに誘発されて興奮物質のドーパミンができ、ドーパミンが神経伝達物質を増やします。男性が性的経験をすると、神経伝達物質が性器に作用して勃起が生じます。
亜鉛不足が精巣異常を引き起こし、テストステロン不足が生じて勃起しにくくなる、というメカニズムです。
生殖を支える前立腺を支える
病原体に感染すると、慢性前立腺炎という病気を発症することがあります。これにより、前立腺液の質が著しく低下します。前立腺液は、精子を守る精液の一部です。
前立腺液の質の低下の1つが、亜鉛の減少です。
そして、慢性前立腺炎が改善に向かうと、それと比例するように前立腺液の亜鉛濃度が高くなります。
前立腺は、他の臓器や器官と比較しても特に「亜鉛が集積する」場所であり、「亜鉛に依存している」器官といえます。
亜鉛は、前立腺と前立腺液を介して生殖活動をサポートしています。
性機能が低下したら亜鉛不足を疑ってみる
性機能が低下したり、ED(勃起不全症)の気配がしたりしたら、取り組むべきことはいくつかありますが、亜鉛不足を疑うことは真っ先に行うことの1つです。
体内の亜鉛量は、血液検査でわかります。
そして亜鉛不足が指摘されたら、マカを試してみてください。
アルギニンがすごい
アルギニンはアミノ酸の一種で、さまざまな体の機能に関わっています。その一部は次のとおりです。
- 筋肉の増強
- 成長ホルモンの分泌
- 免疫力の向上(体内の一酸化窒素の量を増やし、細菌やウイルスを叩く)
- 解毒
- 肌の保湿
- 新陳代謝
- 血管の拡張(血流改善)
性機能で重要になってくるのが、血管の拡張機能です。EDは血流の悪化でも発生するからです。
勃起は、陰茎内の海綿体に大量の血液が流れ込み、それと同時に海綿体からの血液の流出が止まることで完成します。いくら性的興奮を得た脳が性器に勃起を命令しても、血流が悪化していては陰茎は固くなりません。
亜鉛が豊富に含まれているマカにアルギニンが含まれていることは、性機能の改善にとってとても都合がよいことです。
アルギニンは体内で合成することができる成分ですが、40代になると急激に減ります。そのため、40代以上の人がマカを食べてアルギニンを補充することは理にかなっているといえます。
グルコシノレートがすごい
大根は、すりおろすことで辛みが増します。この辛み成分がグルコシノレートで、大根の仲間であるマカにも含まれています。
グルコシノレートは、発がん物質を解毒する酵素の働きを助けるので、「がん予防成分」と呼ばれることもあります。
そしてグルコシノレートには精力を強めたり、性欲を向上させたりする効果も期待できます。
アスパラギン酸も役立つ
マカに含まれるアスパラギン酸もアミノ酸の一種です。その健康効果は次のとおりです。
- 有害物質のアンモニアを体外に排出する
- 必須ミネラルのカリウムとマグネシウムを細胞内に運ぶ
- 中枢神経を保護する
中枢神経は脳の興奮と陰茎の勃起現象をつなぐ重要な器官です。したがって、中枢神経を守るアスパラギン酸は、性機能成分と考えることができます。
マグネシウムも役立つ
マグネシウムは骨の健康を維持するために欠かせない物質です。またマグネシウムは、人の体内の300種類以上の酵素の働きに関与する、補酵素の役割も持っています。補酵素とは、いわば酵素のアシスタントのような存在です。
マグネシウムは、体内のほぼすべての生合成反応と代謝反応に欠かせない「重要な脇役」といえます。
性機能に結びつくマグネシウムの働きとしては、神経伝達とホルモン分泌、ホルモンの活性化が挙げられます。神経もホルモンも、勃起に関係します。
さらに、マグネシウム不足が関与する、性機能に悪影響を与える病気に、神経疾患と心臓病があります。
マグネシウムが含まれていることも、性機能の改善を目指すマカ・ユーザーには好都合といえます。
ビタミンB1、B2、B6、B12も役立つ
マカに多く含まれるビタミンBとその働きは次のとおりです。
- ビタミンB1:疲労回復、糖質の代謝を促す、神経と筋肉の機能を正常に保つ
- ビタミンB2:成長促進、脂肪を燃焼する、エネルギー代謝を促す、皮膚・髪・爪を健康に保つ
- ビタミンB6:成長促進、タンパク質の分解、皮膚の健康を保つ、神経伝達物質の合成に関わる、精神状態を安定させる、ホルモンバランスを整える
- ビタミンB12:貧血予防、神経の働きを維持する、タンパク質の合成を調節する、睡眠を促す
「神経」と「ホルモン」という重要ワードが出ていることから、ビタミンB群が性機能に関わることがわかります。
さらに、疲労回復や睡眠を促す効果は、セックスに必要なエネルギーを蓄えるのに欠かせないでしょう。
ビタミンB6の精神安定効果も見逃せません。ナーバスな男性は、精神的なストレスを感じていると勃起しにくくなります。若い人のEDは、大抵は心因性EDです。
マカで疲れを取ることができて、マカで気持ちが安定すれば、セックスに没頭できるでしょう。
マカをどのように摂取するのか
マカを精力増強として使う場合、サプリメントで摂取するのが一般的です。ドラッグストアのサプリ売り場でマカ関連商品を買うことができます。
また、マカは国内でも生産されていて、薬膳酒用の乾燥マカが販売されています。
容器に焼酎を300ccほど入れ、そこに乾燥マカを1個入れます。5日ほどで透明な焼酎が黄色に変色したら飲みごろです。
粉末タイプのマカも売っています。スムージーに入れたり、カレーにスパイスのように投入したりしてもよいでしょう。
まとめ~精力食材は確かな情報が命
セックス産業は大金が動くことが珍しくないので、精力がつくといわれている「なぞの食材」が多数出回っています。
それらに手出しすることは避けなければなりませんが、マカはその種の植物ではありません。それでも「マカって、なんか怪しい」と感じてしまうのは、いかがわしい感じで販売している業者がいるからでしょう。それは残念なことです。
しかし、この記事でマカの事実を知っていただければ、安心してこの精力食材を試していただけるはずです。
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